当社の近くに、浜寺公園があります。
この場所は、約1,300本もの桜が咲き誇る、
大阪屈指の桜の名所として知られています。
一面、桜色に染まった桜並木の景色は、圧巻です。
公園内を歩いていると、単純にも桜餅が食べたくなりました。
この和菓子の魅力は、見た目の美しさ。
桜の花を思わせる淡いピンク色のお餅と、緑色の桜の葉のコントラストが美しい。
塩漬けされた桜の葉の独特な香りと、
あんこがお互いの味を引き立ててもくれます。
いろいろな銘柄を準備し、用意した桜餅の味わいを
さらに引き立てる銘柄は何かを考え、見つけました。
『エチオピア イルガチェフェ』。
この銘柄の魅力は“モカフレーバー”と評される香りにあります。
ワインを感じさせるこの香りは、コーヒー鑑定士から高く評価されました。
イルガチェフェ村は、かつて知られざる存在でしたが、
この銘柄の独自性に注目が集まった結果、
世界中から買い付けのオーダーが殺到するエリアとなりました。
“桜餅の香り”と“モカフレーバー”の香り。
異なる国が生み出したふたつの香りが協奏曲のように口のなかで広がります。
さらにコーヒーの苦みと、葉の塩味の相性がこれまた良いのです。
次の休みの日、桜餅とポッドにいれたコーヒーを用意して
浜寺公園に行ってきます。