いまも手仕事によって、コーヒー豆を育てる人たちがいます。
彼らのもつ技術は、長い時間をかけて築き上げられてきた
かけがえのないものです。
ただ、彼らがおこなってきた農作業は、
効率化・機械化の波におされ、姿を消そうとしています。
彼らの技術を守ることを考えたとき、わたしどもは、
ふたつの結論にいたりました。
ひとつは、彼らから定期的に一定量以上の
生豆を買いつづけること。
もうひとつは、取引において価格交渉は
しないということです。
この考えを現実のものとするために
わたしどもはお客さまに、あるお願いをしました。
「毎月、かならずコーヒーを買っていただけませんか」
あれから、20年以上の年月がたちました。
気がつけば、わたしどもつくり手の”わがまま”とも
言えるこのお願いに、のべ5万人以上の方から、
手をさしのべていただきました。
みなさまからいただいたご支援は
わたしどもに、さらなる良質な生豆を買い付ける力と、
焙煎の技術を向上させる機会を
もたらしてくれるものとなりました。
手仕事で、良質な生豆をつくる生産者たち。
職人として焙煎技術を磨くわたしたち。
そして、このコーヒーづくりの考えに共感いただき、
手をたずさえていただく方々。
この“つながり”は、唯一無二のものです。
この“つながり”からしか手に入らないコーヒーを
『手と手』にご参加いただく方に、
毎月3〜5銘柄お選びし、お届けさせていただきます。
ぜひ、『手と手 Connection Plan』をご支援ください。
ご参加、心よりお待ち申し上げております。
土居珈琲 焙煎士