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ほんもののブルーマウンテンはおいしい。

先日、トルコへ行きました。

新市街にあるバザールで、面白いものを目にしました。
小さなお店のなかに、有名ブランドのカバンや靴、時計などが大量に、
ところせましと置かれているのです。

手にとってみると、縫い合わせをはじめ、商品には様々なアラがあります。
名前だけが付けられたまがいものであることがわかりました。

これらの商品を手にしながら、わたしは
“ブルーマウンテン”のことを思い出しました。

有名な銘柄ですが、ジャマイカ産であれば
すべてこの名前を付けていいというわけではありません。

ブルーマウンテン山脈の標高800から1,200mの場所で収穫されたものだけが、
はじめて「ブルーマウンテン」の名を冠することが許されます。

しかし、かつてこのエリアより低い場所で収穫されたものであるにもかかわらず、
この“ブルーマウンテン”の名が付けられていたことがありました。

当時、国内の“ブルーマウンテン”の販売量は、
輸入量の3倍以上だったと言われています。

残念なことに「ブルーマウンテンが美味しかったのは昔の話」という声を
耳にすることがあります。

理由のひとつに、こうしたまがいものの“ブルーマウンテン”を
口にしたからではないかと思っています。

“ブルーマウンテン”の名前が付いていたとしても
ほんものとまがいものとでは、その品質に大きな差があります。

ほんものの“ブルーマウンテン”は、おいしいと声を大にして言いたいです。

そんなことを考えながらも、せっかくトルコまで来たのだから、
記念にバザールで売られている有名ブランドのロゴが書かれたカバンを、
妻へのおみやげに買って帰ろうかと考えました。

ばれたらこわいので、やっぱり買うのをやめました。

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