日本茶をたてるときは、最後の一滴まで注ぎきるのがポイントとされています。
この一滴に、旨味が凝縮されているからです。
しかし、コーヒーは、異なります。
前回お話した「蒸らし」を終えてから、お湯を注いでいきます。
中心部から全体にお湯がいきわたるように「の」の字を書きながら
お湯を落としてください。
すると、コーヒーの粉が盛り上がっていきます。
すり鉢上にお湯がぜんぶ落ちきる前に、つぎのお湯を足していってください。
回数を重ねるごとに、落とすお湯の量を太くしていきます。
このときドリッパーの外側部分にお湯を当てないでください。
外側部分の粉の層を崩さないこと。これが、ポイントです。
3から4回の注湯を目安に、予定杯数分のコーヒーが抽出できたら、
ドリッパーにお湯が残っていても、取り除いて抽出を止めてください。
コーヒーは、日本茶と異なり最後の一滴まで抽出しないことがコツとなります。
エグみや渋みといったマイナスを表現する味の成分は、
できるだけ省きたいからです。
まとめます。
【「蒸らし」をおこなう】
【最後の一滴まで抽出することをしない】
おいしいコーヒーのたてかたとして、わたしからお伝えしたいことが
あと1つあります。
「もうあきた」と言わず、温かい心で最後までおつきあいください。
いまのテクノロジーはすごい!
持たせているスマートフォンによって、子供がいる場所がすぐわかる。
「塾についた!いまから授業うけるっ!!!」
スマートフォンを使って連絡してきた三男。
地図のソフトを見る妻。
もう1時間以上、ゲームセンターから動いていない。
息子よ、うそがばれちゃってるよ。