標高の高い場所では、良質なコーヒーが育ちます。
昼夜に激しい寒暖差が生じるからです。
気温の差が大きいと、霧や雲が出やすくなります。
このふたつが、コーヒーの樹に当たる強い陽射しを和らげます。
樹は時間をかけてゆっくり成長し、コーヒーの実は熟成していきます。
この実から取り出された生豆は、焙煎した後、
豊かな風味を生み出すものとなります。
どのようなところで育った生豆なのかは、
お客さまにお届けするかどうかを決める大きな判断材料です。
問題は、山頂付近は樹が植えられる面積が限られていることです。
このエリアで育つコーヒー豆は、全収穫量の5%ほどになります。
さらに、悩ましい問題が起きています。温暖化の進行です。
昼夜の寒暖差が生じるエリアが、より高い場所に移行。
美味しいコーヒーを求めるわたしたちの仕事は、
さらに困難なものになってきています。
また、高い品質のコーヒーを求める人の数は年々増加しており、
市場の環境はより厳しさを増しています。
この状況のなか、幸運なことに10月にご案内する
『手と手 Connection Plan』において、より標高の高い場所で育った
希少なコーヒーを、ご用意できることとなりました。
ご家庭で、より贅沢な味わいを楽しむことをご所望の方は、
ぜひ、お申し込みください。
次男21才。大学生。
家に帰ると、ひとり食卓の椅子に座り
ようかんを一本を手につかみ、かぶりついていた。
若いって、すごいね。