先日、コーヒーに合うスイーツめぐりをしていて驚かされました。
モンブランケーキが進化していたからです。
目の前で、マロンクリームをしぼり出してくれる。
「生しぼりモンブラン」といいます。
注文をして、置かれるのはホイップクリームや、メレンゲでつくった土台。
その上から、マロンクリームをたっぷりしぼり出してくれます。
そのつどつくることで、空気がふくまれ、
ふんわりとほどけるような口どけが生まれます。
口にしながら、この栗のクリームの濃厚な味わいをもつスイーツは
どの銘柄と相性がいいかを、考えてみました。
栗のしっかりした味わい。これを支える苦味のコーヒーが合うはず。
苦味といっても上質なガラス細工を感じさせるような
透明感をもつものが望ましい。
くわえて、人肌ほどに冷めたとき、後口に甘みが残るようなものが理想。
そこで、『インドネシア バリアラビカ“神山”』をすこし深煎りの
フルシティローストで仕上げたものを合わせてみました。
自信の組み合わせを、またひとつ発見してしまいました。
「インドネシア バリアラビカ“神山”」の詳細はこちら
コーヒーを仕事にしていると、ほかの飲み物にも興味がわきます。
最近は、ウィスキーにこっています。
(村上春樹さんのウィスキーについて書かれた本を読んだ影響による)
お気に入りは、『ボウモア』や『ラフロイグ』といった
スモーキーな香りのもの。
ただ問題は、歳をとったせいで、飲みすぎた翌朝は、
どんだけ悲しいことがあったのだというくらい、目がはれること。
あぁ、やだやだ。