2025年4月『手と手 Connection Plan』
自分たちの目が届く範囲を守りながら、ていねいにコーヒーをつくる人たちがいます。
問題は、個々の生産量は少ないため、輸出単位に達しないことでした。
単一農園が流行となるなかで、彼らの存在は目立たないものでしたが、こうしたコーヒーこそ、お客さまにお届けしたいと考えていました。
うれしいことに、近年、彼らがつくりだした銘柄を組み合わせることで、輸出単位を満たしながら、より複雑な香りと味わいをもつコーヒーをつくり出せる研究がすすみました。
今月の『手と手』は、小さな力の“組み合わせの妙”によってつくられた銘柄を中心にお届けいたします。
とはいえ、生産量が少ないため、市場にはめったに出ない希少なものばかりです。ぜひ、おたのしみください。
土居珈琲 焙煎士
組み合わせの妙を味わう銘柄セット