2023年6月『手と手 Connection Plan』
小さなつくり手たちのコーヒーを組み合わせることで、単一農園のコーヒーを超える味わいをつくりだしました
単一農園のコーヒーが今のはやりですが、このトレンドには大規模農園が中心になるという問題があります。
機械を導入せず、昔ながらの農法で手間ひまをかけてコーヒーをつくる人たちがいます。彼らのコーヒーは生産量が少なく、自分たちだけでは、輸出単位に満たないことが課題でした。
しかし、わたしどもは、こうしたコーヒーこそお客さまにお届けしたいと考えました。
そのための“解”は、ひとつひとつの力を合わせることでした。小さなつくり手がつくるコーヒーを組み合わせることで、輸出を可能にすると同時に、単一農園のコーヒーを超える味わいをつくりだしました。
問題は焙煎です。このコーヒー豆は、ロットごとに状態が変わります。ですから、そのつど焙煎釜の火加減と時間を細かく調整する必要があります。
『手と手』にご参加いただいているお客さまに、もっともふさわしいコーヒーが、現地より届きました。ぜひ、お楽しみください。