2025年3月『手と手 Connection Plan』
“New Classic”を楽しむ銘柄セット




2025年3月
今月の『手と手』のテーマは、
“New Classic”です。
いままで、コーヒーではマイナーな存在と言われてきた
国があります。
メジャー国に勝てない理由のひとつに、
国内の情勢不安がありました。
ただ近年、これら国々の生産者は復興をなしとげようと、
自分たちの力で、さまざまな課題に挑戦するようになりました。
可能性の高い豊かな大地を前にして
彼らが選んだのは、コーヒー栽培における伝統農法でした。
その考えのもとつくられた本年度の銘柄は、
“New Classic(新古典派)”とよべる出来栄えです。
『手と手』にご参加いただく方だけが楽しめるこの香りと味わい、
ぜひ、お楽しみください。
土居珈琲 焙煎士
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1963年設立。バラオナ地区に位置する農園。2代目農園主ミゲル・メロ氏が父から受けついだ伝統農法を守りつづけています。【テイスティング評】
果実、ナッツのような芳ばしい香り。きれいな酸味とマイルドなコク。2代目農園主ミゲル・メロ氏 -
ニャマシェケ地区に居をかまえる小農家たちによる銘柄。なかでも、輸出業者ドーマン社が、その年で一番出来の良いひとつを選定しました。【テイスティング評】
オレンジ、柑橘系の風味。きれいな酸味、しっかりとした苦み。透明感のある味わい。小農家が手仕事でつくりだす銘柄 -
20年以上、現地のコーヒー生産にたずさわるアリ・レゲッセ・シェルファ氏が管理する精製所でつくられる銘柄。アリ氏自身も農園をもつ生産者のひとり。【テイスティング評】
ジャスミンのような華やかな香り。スパークリングワインをおもわせる爽やかな風味と奥行きのある甘み。コーヒーの名産地、イルガチェフェ地区の銘柄 -
コーヒーの名産地として知られるナリーニョ県の銘柄。環境保全に注力している輸出業者オラム社が、現地の小農家たちとつくりだしました。【テイスティング評】
フローラルな風味。柑橘系の香りと酸味、ほどよいコクが特徴。高い標高と肥沃な土壌をもつナリーニョ県 -
全体の約3割が女性生産者で構成される組合。標高1500m以上で育てられた完熟果実を手摘みで収穫。天日乾燥でじっくり時間をかけて仕上げました。【テイスティング評】
しっかりしたコクと甘み。シャープな苦味と明るい酸味。まろやかな口当たり。太陽の光にさらす天日乾燥で仕上げました