2024年11月『手と手 Connection Plan』
一流のつくり手の「香り」を堪能する銘柄セット
2024年11月
香りに魅力をもつ銘柄、
とりそろえました。
コーヒーの最大の魅力は、「香り」です。
香りは強さだけでは語られません。
ひとつの銘柄に、トーストやナッツ、
またキャラメルや花を感じさせるなど、
どれだけ重なりあう香りを有するかだと考えています。
ただ、豆のなかに香りの成分を多く含む
真の力をもつ銘柄は、数が少ないことに加え
世界中で求められるようになっているため、
たいへん手に入りにくくなっています。
11月。コーヒーがおいしく感じるこの季節。
今回の『手と手』は、“香り”に焦点をおきました。
『手と手』にご参加いただいているお客さまだからこそ
お楽しみいただける一流のつくり手の本年度の5作品。
ぜひ、お楽しみください。
土居珈琲 焙煎士
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コロンビア ウィラ・マグダレナ
ウィラ県南部サン・アグスティン村に居をかまえる農家たちによる銘柄。なかでも、この地特有の重厚感と甘みを有するもののみに厳選しました。【テイスティング評】
カラメル、フルーツなどの香り。カシス、ベリー系のきれいな酸味。重厚感のあるコクと甘み。
標高1500〜2000mで栽培 -
パプアニューギニア プローサ農園
東部山岳州オカパ地区に位置する農園。この地区が有する肥沃な土壌、手間ひまのかかる日よけのもとで栽培した完熟果実を手摘みで収穫しています。【テイスティング評】
アーモンド、ダークチョコレートなどの芳ばしい香り。すっきりとした苦味、柑橘フルーツのような酸味。
手作業で完熟果実を収穫 -
エルサルバドル アグアカリエンテ農園
1890年から3世代つづく農園。イラマテペック山脈の標高1800mという過酷な場所で栽培。今も伝統的な製法をまもりつづけています。【テイスティング評】
カカオ、ナッツの香り。シトラス系の酸味とやわらかな口当たり。透明感のある味わいのなかに甘みを感じる。
標高の高い場所においても手摘みで完熟果実を収穫しています -
ブラジル アラポンガ
南東部カパラオ山地、アラポンガ地区の銘柄。この地特有の冷涼な気候と肥沃な土壌をもって、100軒の生産者が手仕事でつくりだしました。【テイスティング評】
ナッツのような香り。柑橘系の酸味、なめらかな口当たりとしっかりしたコク。心地よい甘み。
標高約1400m。カパラオ山地でつくられる銘柄 -
コスタリカ ミックスアップ「爽甘」
コスタリカ産の特徴である上品な甘みとさわやかな酸味を表現するために、“小さなつくり手”たちの銘柄をブレンドしました。【テイスティング評】
コスタリカ産特有のバランスのとれた透明感のある味わい。さわやかで明るい酸味、上品な甘みとコク。
手仕事でつくりだされた銘柄を贅沢にブレンドしました