2024年4月『手と手 Connection Plan』
「あの香りと味わいを、もう一度」銘柄セット
2024年4月
“甘み”に特徴のある銘柄、
とりそろえました。
わたしどもがもっとも
たいせつに考えているものは“甘み”です。
コーヒーの“甘み”を引き出すには、
乗り越えなければいけないふたつの壁があります。
ひとつは素材の追究。甘みを表現するためには、
生豆がていねいにつくられたものでなければなりません。
そして、焙煎。この“甘み”を最大限引き出すためには、
最適な焙煎度合いに仕上げる必要があります。
このふたつがそろってはじめて、
コーヒーの“甘み”はおたのしみいただけます。
春を迎えたこの月、『手と手』のお客さまには、
この“甘み”に特徴をもつ銘柄をとりそろえさせていただきました。
ぜひ、ご堪能ください。
土居珈琲 焙煎士
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南東部、カパラオ山地に位置するアラポンガ地区の銘柄。この地特有の肥沃な土壌をもって100軒の生産者が手仕事でつくりだしました。【テイスティング評】
なめらかな口当たり。ナッツのような風味と柑橘系の酸味。しっかりしたコク、心地よい甘み。標高約1400m。カパラオ山地でつくられる銘柄 -
1890年から3世代にわたってつづく農園。イラマテペック山脈の標高1800mという過酷な場所で、今も伝統的な製法をまもりつづけています。【テイスティング評】
シトラス系の酸味。やわらかな口当たり。透明感のある味わいのなかに甘みを感じる。標高の高い場所においても手摘みで完熟果実を収穫しています -
同国で実力をもつ輸出業者「ファルコン社」が、小農家たちとつくりだす銘柄。ていねいな手仕事をもって、高品質な味わいをつくりだしました。【テイスティング評】
紅茶のような香りと明るい酸味。さわやかで透明感のある味わい。小農家たちが天日乾燥で仕上げました -
2010年設立。女性生産者たちによって構成される組合。彼女たちの繊細な手仕事からつくられたコーヒーは、風味豊かなものに仕上げられています。【テイスティング評】
やわらかな口当たり。ダークチョコレートの苦味とさわやかな酸味。シロップのような甘み。女性生産者たちがつくりだす銘柄 -
南部オアハカ州。組合に属する小農家たちが伝統的な農法をまもり、手間ひまのかかる日よけの木のもとでコーヒーを栽培しています。【テイスティング評】
はちみつのような甘み、柑橘系のきれいな酸味。後口にカカオのような風味を感じる。手間と時間をかけて、日よけの木のもとでコーヒーを栽培