



2025年4月
めったに目にすることが
できない銘柄です。
自分たちの目が届く範囲を守りながら
ていねいにコーヒーをつくる人たちがいます。
問題は、個々の生産量は少ないため、
輸出単位に達しないことでした。
単一農園が流行となるなかで、
彼らの存在は目立たないものでしたが
こうしたコーヒーこそ、お客さまに
お届けしたいと考えていました。
うれしいことに、近年、彼らがつくりだした銘柄を
組み合わせることで、輸出単位を満たしながら、
より複雑な香りと味わいをもつコーヒーを
つくり出せる研究がすすみました。
今月の『手と手』は、
小さな力の“組み合わせの妙”によって
つくられた銘柄を中心にお届けいたします。
とはいえ、生産量が少ないため、
市場にはめったに出ない希少なものばかりです。
ぜひ、おたのしみください。
土居珈琲 焙煎士
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514名の小農家たちが所属する組合。現地に居をかまえる先住民族の子孫たちが伝統農法を守りながらコーヒーを生産しています。【テイスティング評】
アーモンド、フルーツ、チョコレートなどの複雑な風味。柔らかい酸味、キャラメルのような甘みとコク。小農家たちが手仕事でつくりだす銘柄 -
ミエリッヒファミリーが1930年から運営する農園。今回、希少性が高く、栽培がむずかしいパカマラ種のロットをご用意【テイスティング評】
フルボディ。ストーンフルーツ、パパイヤなどの風味。すっきりとした酸味、後口は爽やかでスパイシー。栽培がむずかしく希少性が高いパカマラ種 -
標高約1600m。ウィラ県に位置する生産者組合の銘柄。生産者から組合長までが情報を共有し、さらなる品質づくりを追求している。【テイスティング評】
爽やかな柑橘系フルーツ、カラメルのような甘い香り。上質なコクが口のなかにひろがる。標高1600m以上の高地でコーヒーを栽培 -
女性農園主マリア・アスカルンス氏。彼女は、自身が理想とするコーヒーをつくるため、精製所の運営から輸出まで一貫してたずさわっています。【テイスティング評】
しっかりしたコク、透明感のある柔らかな酸味。きれいで立体的な味わいが楽しめる。農園主マリア・アスカルンス氏 -
北部ガヨ地区に居をかまえる小農家たちの銘柄。彼らが、この国特有の製法「スマトラ式」でつくりだした独特な風味をもつロットをご用意。【テイスティング評】
ローストナッツ、アーシーと呼ばれる独特な風味。レモンのような爽やかな酸味。しっかりした苦みとコク。この国特有の製法でつくられる銘柄
今までお届けした『手と手』
みなさまのご支援のおかげで、以下の農園を支援することができました。
お客さまからいただいた「声」を
ご紹介します。
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- レビュー18
- レビュー19
- レビュー20
- レビュー21
- レビュー22
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