コーヒーをお客さまが楽しむ時間、そして共に過ごす毎日。
そこには、そのお客さまだけの「物語」があります。
今回、お話をお聞かせいただいたのは、奥村真由美さま。20年以上、わたしどものコーヒーをご愛顧いただきつづけているお客さまです。
豆の粒がきれい。サイズも大きいですよね。
最初にご注文いただいたのが、2000年代初頭です。きっかけは、ご記憶にありますか?
わたしは、もともとコーヒーがずっと好きだったの。なにかいいところないかなとインターネットで探していて土居珈琲さんを見つけたことがきっかけ。もう、20年以上のおつきあいですね。
わたしどものコーヒーをご愛顧いただきつづける理由は何でしょうか?
やはり、どのコーヒーもおいしいからですよ。まずいものがない。あと、ハンドピックをしっかりされているから豆の粒がきれい。サイズも大きいですよね。
いまでも仕事をしています。
奥村さまは、どのくらいの頻度でお楽しみいただいているのでしょうか。
お客さまが来たときは、かならずコーヒーをいれています。自分が出かけるときも、ポッドにいれて持っていきます。息子が来れば、かならずつくっています。とても喜んでくれるので。
お話をお聞きしていると、とてもお元気だなと感じます。
やはり仕事をしているからではないでしょうか。わたしは老人ホームをふたつ経営しています。もう20年になります。「おはようございます」、「夕べはどうだった」と言って利用いただいている方のところに、毎日ご挨拶に行く。
わたしが来るのを待ってくれていると、やっぱりうれしいですよ。
いい話ですね。
秘訣は、お嫁さんをかわいがることです。
ご家族全員の仲が良い。うらやましいです。
わたしは2人息子がいます。彼らのお嫁さんとはとても仲がよく、本当にかわいいんです。うちのかわいい7人の孫を産んでくれたのは、彼女たちだからです。こんなすばらしい娘たちを、かわいがらなくてどうします。
居心地のいいご家庭ですね。
とにかく秘訣はお嫁さんをかわいがることですよ。かわいくないお嫁さんもなかにはいるのかもしれませんが、うちのお嫁さんたちは、全員かわいい。
ご主人も、挑戦しているとお聞きしました。
主人は主人で、日本製のワインをつくろうと現在、ぶどう畑の運営をがんばっています。わたしも負けていられませんよ。