コーヒーをお客さまが楽しむ時間、そして共に過ごす毎日。
そこには、そのお客さまだけの「物語」があります。
「お客さまに会いに行きました」。本日、お話をお聞かせいただくのは、春原慎さまです。お住まいの長野県上田市にやってまいりました。
「キャンプしながらコーヒーでも飲みたい」そう思ったんです。
「お客さまに会いに行きました」で、長野県は初めて訪れました。
山と田んぼ、畑が多い。ですからキャンプや登山が楽しめます。また、別所温泉、千曲温泉が有名なんですよ。
春原さまは、どういったきっかけで、わたくしどもを知っていただいたのでしょうか?
最近になって、「キャンプしながらコーヒーでも飲みたい」そう思ったんです。それがきっかけになって、土居珈琲さんを見つけました。調べるといろんな人が、「豆の大きさがそろっている」、「焙煎がすごくいい」と言っている。これは頼んでみようと思って。最初に「インドネシア マンデリン」を注文しました。他とはちがいました。本当においしくてびっくりしました。
最初にインドネシア産のコーヒーをお選びいただくのは、めずらしいですね。
高校生の頃、家族でコーヒー専門店に行ったんです。そこで初めて「マンデリン」を口にした。それがおいしかったという記憶にあったんです。
いろんな仕組みをつくっていくことが大事です。
キャンプはよく行かれるのでしょうか?
それがなかなか行けなくて・・・。建物に使われる銅や鉄骨をつくる仕事をしているのですが、いま注文が多くて忙しい。下手すると土日も仕事をしなくてはいけないこともあって、なかなか行けない。買った道具も、そのままになっている状態です(笑)。
お仕事で一番大変なことは何ですか?
今年は猛暑でした。塗装なんかは外でやらなくてはいけない。今年は外で仕事をするのが大変でした。焙煎の現場も、すごく暑そうですね。
ものすごく暑いです。300度のストーブをたいているみたいなものですから。
そのなかで、焙煎をやっているという文章をニュースレターで読んで、自分も頑張らなきゃいけないと思いました。
光栄です。資材は、どうなのでしょうか?品不足とお聞きしますが。
価格が高騰していますね。ですから、加工をするうえで失敗ができません。鉄骨の切断は、ちょっと計算が狂うと1本ダメになってしまいますから。
人員の問題はいかがでしょうか?
どこも同じだとは思いますが、若い人がいない。経験はなくても、一生懸命やってくれて元気な人がいたらいいなと、いつも思います。
どういった形でカバーなさっているのですか?
回転を速くする。そのためには、今やっていることのスピードを上げなくてはいけません。だから、よく周りを見て、先回りして動いていく。そのためにはいろんな仕組みをつくっていくことが大事です。
コーヒーは特別なものなのです。
お気に入りのコーヒーの楽しみ方はございますか。
山の中腹まで歩いて、ガスのレギュレーターでお湯を沸かして、その間に粉に挽いて、コーヒーをたてて飲む。このシチュエーションに、とても憧れていまして。わたしにとってコーヒーは特別なものなのです。それを楽しみながら、落ち着く時間が欲しいなと。
どれくらいの頻度でコーヒーを飲まれているのでしょうか?
1週間に2回か3回くらい。最近は、水出しコーヒーにして楽しんでいます。ただ、難しいですね。グラム数をまちがえたりすると、薄くなってしまう。
ご満足いただけているようで、安心しました。
母も好きなので、よく一緒に飲んでいるんですよ。土居さんのつくるコーヒーは、すごくいい豆を使っているし、選別もきちんとされている。いいものだっていうのがわかる。だから、浮気しても、土居珈琲さんに戻ってしまいますね。